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ポータブル電源

時間経過による変化

電池の電気容量の減少はどれくらい?


ポータブル電源に用いられる電池は、時間経過、使用状況によって電気容量が購入時より減少していきます。
これは電池の劣化と呼ばれています。電池の種類によって大小はあっても必ず生じるものです。
今回は時間経過による電気容量の変化を確認してみました。

また、実験は現在も定期的に行っています。

 

  1. 条件
  2. 結果
  3. まとめ
  4. ※実験追加記録 2025年8月時点

条件

今回の実験は以下の方法で行いました。

  1. 購入時の電気容量はカタログ記載の値を満たすとする。
  2. それぞれのポータブル電源に100W電球を2個接続し、200Wの消費状態にする。
  3. 電流ロガーにより電流を測定、消費電力量を算出する。
  4. 供給可能時間より電気容量(Wh)を算出する。

各ポータブル電源の保管状況は以下です。

  1. 主に機器の電源供給実験に使用。
  2. 2カ月に1回のペースで満充電から0%供給不可まで使用。
  3. 使用後は満充電後に充電を終了し、非充電状態で保管。
  4. 完全放電、過放電、過充電はなし。

実験対象機種と購入からの経過時間は以下です。

機種名 カタログ記載
電気容量
購入からの
経過時間

HONDA E500 JN1
377Wh 30カ月

iClever ポータブル電源 500W
500Wh 18カ月

JVC BN-RB6
626Wh 18カ月

Smart Tap PowerArQ2
500Wh 18カ月

結果

各機種の結果は以下です。

機種名 カタログ記載
電気容量
平均測定電流

供給時間
算出電気容量

HONDA E500 JN1
377Wh 1.95A
83min
270Wh
(71.6%)

iClever ポータブル電源 500W
500Wh 1.89A
143min
450Wh
(90%)

JVC BN-RB6
626Wh 1.92A
167min
534Wh
(85%)

Smart Tap PowerArQ2
500Wh 1.93A
118min
380Wh
(76%)

まとめ

どの機種でも電気容量の減少は確認できました。使用回数としては30回未満となりますが、電池の劣化は避けられません。
非常時の電源として使用する場合は、必要とする時間ギリギリの電気容量より余裕を持った機種を選択し、3~5年で買い替えるような消耗品として考える必要がありそうです。
また、点検も兼ねて定期的にポータブル電源を使用し、電源供給可能時間の確認をした方が良いです。


実験追加記録

蓄電池の劣化についての実験は継続して行っています。
実験結果は随時更新していきます。
※2025年8月更新