Step 2
買いたい機種が見つかる!
発電機編
発電機購入のポイントは合計消費電力と使用時間
発電機を購入する場合のポイントは
- インバータ機能が搭載されており、純正弦波が出力されるもの
- 燃料の保管を考えた際、自分にとって負担の少ないもの
- 定格出力が計算した機器の合計消費電力よりも大きいもの
の3つです。1つずつ説明します。
発電機購入のポイント
POINT 1
インバータ機能が搭載されており、
純正弦波が出力されるもの
通販サイトやカタログに【インバータ搭載】や【正弦波出力】と記載されていることを確認しましょう。
発電機はまず交流で発電して、コンバーターでまず直流に変換します。
その後、インバーターで直流から交流に変換します。
その際に周波数を50/60Hzに整え、出力を安定させます。
出力される波形にも注意が必要です。
同じ60Hzでも波形が方形であったり歪んでいると、
接続した機器の動作に悪影響を与える可能性があります。
整った正弦波であることが望ましいです。
POINT 2
燃料取扱いの際、
自分にとって負担の少ないもの
在宅で非常電源として使用する発電機は主に以下の3種類の燃料を使います。
-
カセットボンベタイプ
〇 利点
小回りが利く·メンテナンスが容易
× 欠点
燃料の持ちが悪く、多くのボンべが必要
(1時間運転でボンベ1本必要な機種が多い) -
LPガスタイプ
〇 利点
燃料が長持ちする・使用可能容量が大きい
× 欠点
燃料の管理が難しい・小回りが利かない
-
ガソリンタイプ
〇 利点
燃料が長持ち
× 欠点
燃料の管理が難しい
カセットボンベ型
比較的使いやすいと思いますが、⾧時間の運転予定ではかなりの本数のカセットボンベが必要になります。(保存期間はメーカー推奨7年)
LPガス型
⾧時間の運転には適していますが、接続に多少の慣れが必要なことと、大きなボンベが必要のため置き場所に少し困る。という問題があります。
ガソリンタイプ
LPガス型と同じく⾧時間の運転には適していますが、揮発の問題があり、使い慣れていないご家庭では少し保存に危険が伴います。
このように、各種特徴がありますので、自分にとって一番ストレスの少ない燃料方式の発電機を選択してください。
POINT 3
定格出力が使用機器の
合計消費電力よりも大きいもの
発電機の場合、燃料が続く限り電気を作り続けられるので、災害時に使用する機器の合計消費電力よりも発電機の定格出力が大きければ問題なく使用できます。
発電機の定格出力はカタログ等で簡単に調べられます。
災害時に使用する機器の合計消費電力がわからない方はこちらをどうぞ
CHOICE!