EcoFlow DELTA 2
エクストラバッテリー
稼働時間簡易実験
エクストラバッテリー
稼働時間簡易実験
同一負荷を使用した容量比較
EcoFlow Delta2 の電気容量は1024Whですが、
本体に接続するエクストラバッテリーを用いることで、
電気容量を2048Whまで増やすことが可能です。
EcoFlow DELTA 2
エクストラバッテリー
同一の負荷を用いることで、どの程度稼働時間を延長できるか簡易実験を行いました。
実験条件
EcoFlow DELTA 2 単体(以下DELTA2)とEcoFlow DELTA 2 エクストラバッテリー接続時(以下DELTA2 + Extra)で以下の条件で稼働時間の計測を行いました。
- 満充電状態から計測を開始する。
- ポータブル電源に100W電球を2個接続し、200Wの消費状態にする。
- 電流ロガーにより電流を測定、電源供給不可能までの時間を稼働時間として記録する。
- 稼働時間を比較し、おおよその延長時間を求める。
結果
以下が測定結果になります。
構成 | 稼働時間 |
---|---|
DELTA2 | 3時間40分 |
DELTA2 + Extra | 7時間59分 |
延長時間比 | 約2.17倍 |
エクストラバッテリーを用いることで1024Wh+1024Whの電気容量のカタログ記載値通り、おおよそ2倍の稼働時間となります。
稼働時間と消費電力から電気容量を計算すると、カタログ記載値の1024Wh、2048Whに届かないのですが、これは他のポータブル電源でも大小の差はありますが同様に発生します。AC出力への変換効率や実験に使用した電池の劣化具合が影響していると考えられます。
以上を用いて、各人工呼吸器と加温加湿器(MR810 LV2)を接続した場合の予想稼働時間は以下となります。
人工呼吸器 | DELTA2 | DELTA2 + Extra |
---|---|---|
ASTRAL150 | 17時間45分 | 38時間38分 |
PB560 | 13時間16分 | 28時間53分 |
TrilogyEvo | 15時間54分 | 34時間37分 |
Vivo45LS | 14時間20分 | 31時間12分 |
EcoFlow DELTA2単体での充電時間は1200W供給が可能なら1時間30分程度で満充電可能です。
注意点として充電元が1200Wの供給ができない場合(900W出力の発電機等)は過負荷状態となり、動作不良を起こします。
そのような場合は公式より配布されているスマートフォン用アプリにて充電に用いる電力(EcoFlow DELTA2が充電に必要とする電力)を調整することが可能です。調整を行うと満充電までに必要な時間は相応に長くなります。
ポータブル電源で
人工呼吸器はどれくらい動く?
人工呼吸器はどれくらい動く?